★★★★超重要なお知らせ★★★★ アクセス過多でエラーが頻発する状況を鑑みて、ブログを別個新設しました。今後は、新 元馬術選手のコラムにて発信を行ってまいりますので、宜しくお願いします!!

アラシ流「馬の見方」♯2 パドック編.2

ご好評を頂いている馬の見方について、第二回目を書いていく。

前回の続きで、パドック編の2回目だね。

フォロワーさんから「アラシ流の馬の見方を教えて欲しい」とのメッセージをよく頂く。 正直、かなり微妙なニュアンスと言うか馬を扱える人間で...

口は見る。縛っているかどうかも参考程度に確認する。

前回に続いて、基本的なチェックポイントとして馬の口は見る。

チェックする箇所は大体下記の4つ。

1.口元に唾液を分泌させていないか

2.口を縛っているかどうか

3.ハミとケンカしていないか

1.口元に唾液を分泌させていないか

これは馬の折り合いの期待値を図る上では比較的分かりやすい。というのも、馬はハミを噛むと唾液が分泌されて口元が白くなったり、唾液を垂らしたりするからだ。

この唾液を分泌した状態は基本的にはNGな状態である場合が多い。

というのも、競馬は原則として「道中はハミを外してゆっくり」「4角~直線でハミを取って加速」する事が求められる。道中でハミを噛んでしまうと折り合いを欠いてしまい、勝負所で失速してしまう危険性が飛躍的に高まる。

そして、パドックの段階で既にハミを噛んでいる馬は、スタート後にもハミを噛む可能性が高いため、折り合いに不安が出やすいのだ。

このため、基本的にパドックではハミを外した状態でリラックスして周回している馬が好ましい傾向にあると言える。

2.口元を縛っているかどうか

これは参考程度。口縛りは、口を開ける癖があってハミがズレやすい馬に対して、ハミを安定させるために行う。つまり、口縛りは「普通の状態だとハミが外れやすい馬なんだな」と感じる程度に見ている。

経験則上、口を縛るとハミが掛かりやすくなる(上述している通りだが・・・)ので、機嫌が悪くて暴れそうな馬が口を縛っていると、ちょっと危険なのでは、と思ったりする。

3.ハミとケンカしていないか

1.と似て非なるものだが、歩いている時にハミが当たると口を高く上げるような素振りをして、ハミを邪険にする馬がいる。この手の馬はハミに敏感に反応してしまうので、折り合い面での心配が必要になる場合が多い。

他、ハミを口元でチャカチャカしている馬もたまにいるが、これは基本的にハミで遊んでいる場合の方が多く、あまり気にはしない。

※馬にも「遊び」や「退屈」などの感情がある。



外周回か、内周回かを見る。踏み込みも見る。

これは一般的な競馬図書にも書いてある通りで、パドックの周回は基本的にパドックの外側を回っている方が好ましい。

標準的な知能の馬は「内周回の方が歩く距離が短く、外周回の方が歩く距離が長い」という事までは理解できる。(内回っても外回っても周回する時間が同じ、と言うところまでは理解出来ていない事が多いと思う)

したがって、内周回をしている馬はワリと怠け心を出している馬も多い。そして、外を回る馬が一歩一歩を大きく踏み込むのに対して、内周回の馬は非常にトボトボ、小さい歩幅で歩く。当然、この後でレースがあるのを分かっている上でこういうテンションなので、内周回は基本的にマイナス視。

踏み込みの大きい馬は、人間で言う競歩のような状態(つまり腕を動かし、腰の回転を利用し、足を大きく振り出す)で、四肢に連結している筋肉を振り出して大きく歩き、ヤル気に満ちている。

踏み込みの小さい馬は、寒い日にポケットに手を入れて背中を丸めてトボトボ歩く人の如くヤル気がない。

人間もそうであるように、単純に「歩く」という動作だけとっても大きな開きがあるものなのだ。

速歩か常歩かはちょっと見る。

パドックでの周回中に速歩になる馬もいるが、これは個々の状況次第なので、これ自体を参考にする事は少ない。

これまで述べたように、目が見開いていたり、発汗が過度だったりして怒っているサインが出ている馬は速歩になるようだと「体がキレ過ぎてるな」とマイナス視はする。

そういった状況下にない馬も速歩になる事もままあるので、こういう場合は大して気にしない。

因みに、この速歩、馬本人に無自覚(と言うのも語弊があるが)に出てしまう事があるのをご存知だろうか?

馬は、基本的に前の馬についていく習性があり、これを(確か)随伴性と言う。この習性のため基本的に前の馬が速歩になると後ろの馬も意思に関わらず自然に速歩が出てしまう事も多い。前の馬が一頭でも速歩を始めてしまうと、まるでドミノの様に後続も速歩になっていく。競馬場でこんな光景を見た事がある人もいるハズだ。そういうケースで速歩になっている馬はあまり気にならないね。

余談だけど馬術(と言うか乗馬)で駈歩を習う段階の人はこの習性をフルに利用して、上手い人の後ろに付けさせて貰うのが良い。自分の馬が前の馬についていき、スムーズに駈歩が出せるので、自分の体に駈歩を覚えさせるのには丁度良い。

長くなってので、今日はここまで。また来週続きを書くよ。


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コメント

  1. ゴルゴ より:

    アラシさん、パドック好きとしては、ハミのところとか凄く共感です(*´ω`*)自分は歩きに注目しているんで、口元も要チェックしてみます!