★★★★超重要なお知らせ★★★★ アクセス過多でエラーが頻発する状況を鑑みて、ブログを別個新設しました。今後は、新 元馬術選手のコラムにて発信を行ってまいりますので、宜しくお願いします!!

装蹄師は凄いよ! 元馬術選手のコラム

今週は宝塚記念しか重賞がないので、まったり知識系の記事を日記風に書いていこうと思う。



今日は装蹄師の話。

装蹄の必要性

現代の馬は、その大多数が蹄鉄を履いている事と思う。

蹄鉄を履いている理由としては、当然、蹄の磨耗防止が主な目的なのだが、

野生の馬は「蹄の成長」と「蹄の磨耗」がほぼ同じ程度になるので帳尻が合い、裸足でも問題ないのだが、人を乗せるとその重みで蹄の成長よりも磨耗の方が大きくなるため、保護が必要になるワケだ。

蹄鉄の装着は、装蹄師さんが行い、※無資格者が装蹄するのは不可能に近い。それだけ専門的な分野であり、装蹄師は認定が必要な資格だ。

※ただし、何かの拍子で蹄鉄が外れてしまった馬については、その外れた蹄鉄を再度馬の蹄に打ち付ける作業は、普通の馬乗りでもやる。



装蹄の専門性

何故、装蹄が認定資格が必要なほど難しいのかというと、馬の蹄一つ一つに合わせて、蹄鉄に焼きを入れて整えたり、装蹄で守られているため蹄が磨耗せず成長してしまうので、これを程よいサイズに削る、「削蹄」と言われる作業が必要な事による。

基本的に馬はジッとしてくれるワケではないので、これらの作業を、馬が動く中で実施しなくてはならない。このため、皮製の前掛けを掛けて、万一馬に蹴られたりしても大丈夫なように備えていたりする。

手元が不安定なのは明白で、見ていると本当に難しそうに見える。

装蹄では、馬の蹄にクギを4箇所打ち付けるワケだが、この際、4箇所に均等に負荷がかかるように調整しなくてはならない。これが非常に重要なのだ。

というのも、もし仮に1箇所にだけ負荷がかかるような装着の仕方だと、その部分が裂蹄する恐れがある。馬の蹄は大きさ、厚さも様々で、それに合わせて微妙な、削蹄や蹄鉄の作り方をするワケだ。

さらに、肢勢も考慮しないといけない。肢勢とは人間で言うガニ股だとか、内股だとか、脚の方向が外なり、内なりを向いている状態をイメージすればよい。通常の肢勢以外では、主に外方肢勢の馬が多く、内方に向いている馬は少ない。

これは装蹄師さんから聞いた話だけど、外方肢勢の馬は、蹄の内側に日頃負荷が掛かっているので、その部分が伸び易く、そこを計算に入れて確り削蹄しないと、負荷がその部分にだけ掛かってしまい裂蹄の危険度が高まるらしい。

他にも、蹄鉄と蹄の嚙み合いが悪いと馬が歩きにくくなって、ハ行してしまったりするらしく、そういう事が起きないように、細心の注意を払っているとの事だった。

蹄鉄由来と思われるハ行は見た事がなく、そういう所から考えると装蹄師さんの技量って凄いと思う。

実は何度か「削りすぎじゃね?」っていう蹄を見た事もあるけど、これが所謂「過削」なのかどうかは分からない 笑。あれで丁度よかったのかも知れないし、ま、少なくともその馬の蹄になんらかのトラブルが起きたと言う事はなかったね。

馬術の世界でも競馬の世界でも、装蹄師さんはあまりオモテの場面に出てこないけど、実は縁の下でとても高い技量を発揮して支えてくれているのだ。

※因みに、蹄鉄の役割は「蹄の磨耗を防ぐ事」とは習うけど、「裂蹄を防ぐ効果がある」とは習っていない。その辺、どうなのか知っている人いたら教えてプリーズ。

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コメント

  1. 魯山人納豆 より:

    最後ぷりーずかよw

  2. アラシ より:

    だって知らないんだもんw