ポールヴァンドル、マナローラ、ミッシングリンク、ライジングリーズン、ルヴォワール、ワラッチャウヨネ
紫苑S2017の最終追い切りについて所見を述べていきます。3/3 byアラシ
ポールヴァンドル
美浦 南W 重 水曜日 併せ
5F66.3 4F51.9 3F38.6 1F12.8
かもめ島特別1着。春のクラシックは出走していない上がり馬。スイートピーSは1番人気で5着に敗れているけど、直線、最後の最後で戸崎騎手が右のアブミを踏み外すと言う大ポカをして、1~2完歩まったく追えない状態になった所を後続数頭に交わされたもの。まともにちゃんと追えていれば3着には残した様に見えるし、割増し要因はあるよ。スタートがスムーズなので、開幕週の中山は良い舞台だろう。
追い切りは馬が自分から時計を出しに来ており、文句のつけようのない追い切りだった。外めを通って、楽にこの時計を出しているは良いね。追われてからも直ぐに反応して伸びているし、折り合いもバッチリついている。
スイートピーで悔しい思いもしただろうし、巻き返しを。
マナローラ
栗東 坂路 良 水曜日 併せ 強め
4F55.0 3F40.0 2F25.9 1F12.8
オークス8着。16番人気から食い込んだ。結構直線入って早々に多くの馬が手応えを失いかけていたオークスだったけど、後方からの競馬とは言え、この馬は余力を持って最後まで追えていた。脚がG1で通じるほどではないので8着までだったけど、大外枠ゆえに後方からの競馬を強いられたワリには相当頑張ったと思う。それと、折り合い面での心配が全くない馬だね。
追い切りは最後にムチを振られても伸びなかったのが気がかり。時計全体は緩いので、余力はあるハズなんだけど・・・。本調子と言うワケではなさそうだね。
ミッシングリンク
美浦 南W 重 水曜日 併せ 馬なり
5F66.9 4F52.0 3F38.3 1F13.1
春のクラシックには参戦していない上がり馬。いわき特別4着。出ムチも辞さないくらい、ハナに拘る。併走されるだけでもパフォーマンスが落ちるんだろう。1800m~2000mしか走っていないので、その辺は今回安心材料にはなるだろうけど、何しろ危なっかしい雰囲気だよ。カタにハマらないとどうしようも無いタイプだろうね
追い切りは併走を伴うスタイルで、必ずしも逃げるとは言い切れないかも知れない。追われてからよく伸びており、1F12.5秒をこの手応えで出せるのなら上等だと思うよ。
ライジングリーズン
美浦 南W 重 水曜日 併せ 馬なり
5F70.1 4F54.4 3F40.7 1F13.1
ラジオNIKKEI賞に挑むも11着に敗れる。牡馬とのレースだったせいもあるのか、折り合いは結構欠いていたね。牝馬のエース格というワケではないからこの着順も仕方が無いのかも。アネモネSやフェアリーSでは大外ブン回しで勝っており、牝馬で強い所は見せていたけどね。
追い切りは全体的に時計を抑えて、必要以上に焚き付けないようにする感じ。時計が緩かったのもあるけど、追えばもっと伸びそうだったし、この時計でもハミとケンカするフシは感じなかった。良いんじゃないかな。牝馬のレースなら雰囲気が変わる事も期待出来る。
ルヴォワール
美浦 南W 重 水曜日 併せ
5F66.9 4F52.0 3F38.3 1F13.1
新馬(2000m)、ミモザ賞と勝った後、故障のため休養。5ヶ月ぶりの出走となる。ゲートの出がフゥ~としていて掛かる感じじゃないのが良いね。道中も折り合って運べているし雰囲気的にもリラックス出来ていそう。ムダに力を使っていない分、直線でもスムーズに伸び脚が出るんだろう。休み明けがどうかだけど、是非良い走りをして貰って、秋華賞に挑んで欲しいね。
追い切りでは併せ馬で遅れてしまい、出来が微妙なのかと思ってしまう。時計が66.9秒と出している分、終いが浅くなる事があるのはわかるんだけど、それにしてもこれではね・・・。一旦様子見かな。本番でスイッチが入るタイプならこれでも問題は無いんだろうけど、ややおっとりした感じの馬なんでそういう期待も中々持てないかも。
重心が低くて、四肢の運びが柔らかいのは良いと思う。
ワラッチャウヨネ
美浦 坂路 重 水曜日 単 馬なり
4F53.2 3F39.7 2F27.0 1F13.8
新緑賞を最下位の12着。後方でタメて運んだハズなのに上がり34.7秒は最も遅いと言う馬名のような走りだった。
追い切りは完全な馬なりで、イレ込む気配等がなくリラックスしていた部分は良いと思う。ただ、馬なりでも良い馬なら終い自分から加速してタイムを縮めにくるから。この馬はまったく最後まで雰囲気が変わらなかったよ。今ひとつだね。
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