オールカマー2017のレース回顧をしていきます。 Byアラシ
ルージュバック 1着
レース前評価:地力は認めるけど、馬っぷりは良くない。素晴らしい脚を使える能力はあるも、気性が悪く直線に体力を残せない。
速いスタートを切れたため好位に行く事ができた。先行争いで後ろから何頭も抜いていった時には、「これは掛かりそう・・・」と思ったけど、馬はよくやり過ごしてテンションが上がっている雰囲気はなかった。
道中、北村騎手が手綱を控えた感じにしながら進んでいたけど、馬の口元は緩そうだったし、今日は折り合いがかなりついていた。この馬としては凄く珍しいね。
鋭い脚は毎回使っているんで、直線伸びたのはある意味で当然。2走前の金鯱で詰まった事を除けばいつもキレのある脚は繰り出している(ただ、折り合い重視で後方の位置取りになり易く、中々届かないもどかしさがある)。特に2着のステファノスが一足先に絶好のタイミングでアクセルを踏んだのに対して、ワンテンポ遅れて仕掛けてキッチリ差しきったのは見事だね。
好位置で折り合って運べればこれくらいはやれると言う事じゃないかな。
今回勝ったからと言って、折り合い面の不安がいきなり解消された訳ではないだろうから、引き続きアテにしづらい部分はあると思うよ。
ステファノス 2着
レース前評価:器用な競馬が出来る馬で安定しているが、今回に関して言えば、追い切り内容は微妙。
いつも通り安定した走りをしてくれた。追い切りが微妙だったので休み明けと言う事もあり軽視していたけど、全然普通に動いていた。
先手から競馬を作って、好位押切りを計るというレースセンスのあるこの馬らしい競馬をしていた。引き続き、折り合い等にも問題はないし直線も一生懸命走ってくれる。
秋もこういう上手な競馬をしてくれそう。G1戦線を盛り上げてくれるハズ。
タンタアレグリア 3着
レース前評価:追い切りは折り合い良しの馬なり、外々を回して5F66.1秒とまずまず走れており、文句なし。
4角でルージュバック由来の不利を受けて、外に振られたのは痛かった。これで前に置かれてしまい、コースロスも大きく発生させてしまった。
それでも最後まで止まらず懸命に詰めていたし、このメンバーの中でかなり評価出来る走りをしていたんじゃないかな。
何となくアルゼンチン共和国杯に出て来そうな気がするけど、断然期待して良いんじゃないかな。
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